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後藤真希さん(モカ役)インタビュー

後藤真希さん

後藤真希さんへインタビュー

モカ

後藤さん演じるモカは8話で登場

Q:モンスターハンターシリーズ通として知られる後藤さんが、今回作品の中への登場が決まった際のご感想やアニメを見ての感想を教えてください。
モンスターハンターが実際にアニメ化するということと、それに自分が声優として登場できるというびっくりが重なりましたね。今まで私にとって、モンスターハンターは"ゲームの中の世界"という印象だったのですが、アニメになって実際にキャラクター達が喋ったり動いたりし、友達との熱い友情を見たり聞いたりするのはすごく新鮮でした。

Q:アニメを見た感想を教えてください。
シュヴァルというリュート達と一緒にライダーを目指している男の子がいるのですが、 一人だけタマゴがすぐふ化せずなかなか出てこなくて落ち込むんです。そのあとに村の中でひと騒動ある中でやっとドスランポスが生まれるのですが、生まれるまでのくだりにかなり感動しました。リュート達との友情の面での感動ももちろんあるのですが、タマゴがふ化する時の"生命の誕生"を感じさせる雰囲気の場面で「あ、ここまで感動する?私」って思いました(笑)

Q:親になって分かる感動みたいなところもありますか?
はい、それは自分の中で大きいかなと思いました。「ここと照らし合わせる!?」みたいな感じなんですけど、結構夢中になって見ているとどんどん感情が入ってきますね。

Q:キャラクター「モカ」のアフレコに挑戦しての感想を教えて下さい。
最初は自分が声優としてどんな風に演じればいいのかすごく悩みました。私が演じるのはピンクさんのおとものアイルー「モカ」ですが、実際に見てみたらすごく綺麗で可愛らしいなぁという印象でした。モカはとっても明るくてファッションが大好きな可愛らしいキャラクターなので、これならテンション高めに演じられるキャラだなって思いました。難しかったですが楽しく演じることができました。
また、感情を言葉だけで表すというのが大変だと思いました。動いている感じとか。でも色々なアニメ作品を見てきて「あぁそうだよね、そういう風にしてるよね」とか納得できる部分があったので、「こんな感じでみんなやってるんだろうな」と思い出しながらアフレコに挑みました。

Q:8話で後藤さんの演じるモカが登場しますが、リュートやナビルー、ハクム村の皆などと関わっていく中で感じたことなどありますか?
たまにハクム村を訪れるピンクさんの下で働くモカなので、私(モカ)の中ではピンクさんがメインで師匠、そのアシスタントさんのイメージです。なのでモカの気持ちとしては「礼儀正しくしなきゃいけない」というところを意識しました。モカはナビルーに恋をされるということもあり、周りのハクム村の皆が後々フォローに回ったりとか…そういう所で関わってきたりもします。8話でパッと出てきたモカですが、皆と絡めるところも多く楽しかったです。

Q:ナビルーの印象も教えてください。
ナビルーは1・2話の頃は「自分勝手でいじわるだなぁ」といった印象でした。本当にB型みたいな性格で、うちの旦那がB型なので雰囲気がそんな感じだなぁって(笑) ですので、モカとナビルーの性格が全然違うことである意味演じやすいところはあったかもしれません。「あ、こんなに違うんだ」みたいな。

Q:アニメ「モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON」はどんな人たちに見てもらいたいアニメだと思いますか?
今までゲームのモンスターハンターをプレイしてきた人でも楽しめると思いますし、まだプレイしたことがない方や小中学生でも楽しめる作品だと思います。また、アニメはすごく入りやすいので幼稚園に通うような子供でも楽しめるのではないかと思います。
3DSの「モンスターハンター ストーリーズ」も発売されているので、ゲームをプレイしてアニメを見てと両方楽しめることもいいと思います。私は、ゲームのストーリーをなかなか読まないタイプなので、すごく後から困るタイプなんです(笑) でもアニメを見ながらゲームをプレイしていると、ストーリーの段階が似てたりするので多少読まなくても進められたりもして。だからアニメを見ることにより、「今までRPGは苦手でやってなかったけど」という人にもプレイしやすいかもしれないですね。

Q:今回、"本格的声優初挑戦"ということですが、ドラマや映画のお芝居と比べて難しかったことはありましたか?
最初に絵コンテを見て、モカの声のトーンや雰囲気をなんとなく固めて、あとは喋り方はゆっくりめでこのくらいのスピードかなとか、自分の中で思っているモカを一人で演じている部分がありました。他のキャラクター達もアニメの中では掛け合いしているのですが、収録中はたった一人でブースの中にいる感覚がすごく難しかったです。新鮮さもありつつ「こんなに大変なんだな」とか「こんなにいっぱい考えるものなんだな」とか、そういった意味でも勉強にもなりましたね。
ドラマや映画の舞台では、監督が目の前にいる状態で感覚的に何回も練習を繰り返します。 他の演者さんも居るので、「こうやって、こんな感じの雰囲気で」というのは全部最初になんとなくは分かるんです。なので、初めて声優をやってみて「あ、これは難しいな」って思いました。また、1回テスト録りをしたらその後すぐ本番だったので、「え、こんな感じなの!?」と驚きましたね(笑) 一気に収録することもドラマとは全く違う点だと感じました。

Q:ご自身が出演された第8話をお子さんに見せたいですか?
0歳なんですがアニメを見る機会はもう既にあるので、オンエアと同時に見せてもいいと思っています。でもママの声だとは絶対気づいてくれないと思います(笑)

Q:視聴者の方へメッセージをお願いします。
これまで「モンスターハンター」シリーズのゲームの中で「ヤァ!」や「ハァイ!」など、アクションの声をやらせていただいたことがありました。しかし、アニメ『モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON』では、アイルーのモカという役で出演いたします。今まで本格的な声優を経験したことのない私ですが、自分なりに精一杯頑張ったので、注目して見ていただければうれしいです。ストーリーも「これからどんな冒険が始まるのだろう?」や「どんなモンスターが出てくるのだろう?」、そして「どんな攻撃があって、どんなドラマが、どんなライダーが出てくるの?」という楽しみがあるので、毎話ワクワクしながら見ていただけると思います。ぜひご期待ください。